ネット時代だからこそ。

以前、私は「なぜ多ステが嫌なのか」(https://st9836r3810s.hatenablog.jp/entry/2018/07/13/184311)という記事で、多ステ多名義問題について言及させていただきました。

それから私自身も色々考え、新たに発信したいことがありましてこの記事を執筆している次第です。

 

まずはじめに、多ステや多名義、また最近は盗撮も問題になっていますが、これらはないに越したことはありません。本当は、絶滅することを祈るばかりです。

ですが、例えば闇写って、80年代アイドルの頃からずっとあり続ける不正です。平成も終わろうとしているのに、相変わらずあります。どんなに取り締まっても、いつの時代でも、それをかいくぐってズルいこと悪いことをする人は、一定数必ずいるものだと思います。もちろんそういった人々は、どんな正論を言ったって聞く耳を持ってはくれないでしょうから、ある程度は諦めるしかないのかもしれません。これは闇写に限らず、多名義多ステ転売ダフ屋盗撮録音 全部に当てはまることです。

ですが。それらの行為をしていることを、インターネットやSNSでわざわざ公開拡散する必要はあるのでしょうか。これは確実にNoだと言えます。

ファンだけが知る話ならともかく、インターネットは誰しもが見ることができる場です。当落後に溢れるチケツイ、時にはトレンドに入ることもあります。それをたまたま見た一般の人はどう思うでしょうね。この先は述べませんけど、「ファンの使命は自担(推し)の顔に泥を塗らないこと」というどなたかの名言が浮かびます。あくまで我々は、ネット上では、「◯◯のファンのアカウント」という扱いです。そこが問題を起こしたら、世の中の人が悪いイメージを持つのは、我々個人ではなく「◯◯」、つまり自担そのものです。

正直、現状のFCのルールであれば、代表者はともかく同行者に関しては申し込み後の変更(つまり第三者への譲り)が可能で、チェックもされません。本当に事情があって余ってしまったチケットを友人や家族に使ってもらうくらいなら、申込時と違う人物による入場も許容範囲かと感じます。(これはあくまで個人的な意見です。ルール上はアウトです。)でも、SNSやフリマアプリ、転売サイトなどを利用して見ず知らずの他人に売るのは、さすがに営利目的転売としか思えない。ちなみに、東京五輪に向けて営利目的での高額転売は違法行為になる法律が成立しましたから、今までは単なるFC規約違反でしたが、これからは立派な犯罪になります。

転売や譲りが、どうしても必要になることはあり得ると思いますし、それによって救われる人も少なからずいると思います。でも、メールやLINEなど個人でやり取りできる範囲でやってほしい。それを全世界に公開する必要はない。本当は、販売元側が公式リセールサービスを開設してくれるのが一番なんですが、まだまだ遠い話のようだから。チケツイしてる人や取引垢なんて、片っ端からスパブロ、通報して凍結してしまえばいいのに、なんて思います。

いたちごっこかもしれないけど、まずは多くの人の目につくところで、堂々と悪いことを公表すること自体がなくなるといいなと思います。これは、チケツイだけでなく盗撮とかも言える話です。

 

ダラダラ書きましたが、何が言いたいかというと、本当は悪事自体全滅してほしいけど、一定数はいるだろうから、せめてネット上で公開しないでほしい、◯◯のファンは民度低い、という印象にならないようにしようよ。ってことです。読んでくれてありがとう。考え方や行動を変えるなにかのきっかけになったら嬉しいです。