1オタクの就活体験記録

実は大学四年生でしたどりあんです。

(私も21歳女子大生だよ〜☆)

 

ということで、私の就活の記録を残しておこうかなぁなんて思い立って記事を書いています。

就活はとっくに終わってるよ!っていうオタクの方へ読み物として、これから就活をする方へ参考として、そしてもちろん、これから就活を始めるオタクの皆様へ、こんな体験記もアリかなって。(私も同様にオタク就活ブログを読んで参考にしていたので勝手ながら次世代にも残せればなぁ!なんて思って立ち上げた次第。)

 

▼自己紹介。

2019年新卒(所謂19卒)。

偏差値50弱くらいの都内私立大学理系女子。専攻は工学。でも技術系職種は嫌〜。

都内実家住み。実家から出ずに勤務できることが絶対条件。成績は良いが対人・コミュニケーションが苦手。大学1年〜現在までコンビニでアルバイト中。サークル・部活所属なし。就職における第一志望は雑貨や文具、家具などに関わる仕事。欲を言えば開発だが営業や販売などなんでも良い。第二志望はPCやIT関連。

 

▼就活開始

大学3年の6月からインターンシップ解禁。

大学が斡旋してくれて単位も貰えるインターンシップもあったけど、どれも2週間以上の拘束が面倒なので不参加。8月9月に1Dayを2社、3Daysを1社、ナビサイト経由の自由応募にて参加。インターンシップ参加は抽選だったり選考があったり色々だけど、私が受けたとある1社はweb先着順。この手のものはオタクだから大得意。ネット上の就活用掲示板なんかでは「超難関…絶対無理…」みたいな書き込みも多々見かけたけど、サバ落ちしないし開始時刻にアクセスすれば余裕。オタクの圧勝。

 

大学3年から4年になる3月から企業の採用情報解禁。本当は採用解禁は6月なんだけど(経団連ルール)実質3月が採用開始。某ナビサイト主催の巨大合同説明会に参加。実質の就活スタート。

合同説明会もオタク経験がほんとに役立つ。まず会場が幕張メッセMusicdayでお世話になりましたからアクセスも場内移動も問題ナシ。各地から会場への無料シャトルバスがこれまたweb先着予約ですがこれも余裕でGET。(このバスはマジでオススメ。地元近くの発着地予約しちゃえば交通費そこまでで済むし行きも帰りも座れる寝れる。会場が遠い人は絶対オススメ。)あと、人気企業は講演もweb予約式で、当日券もありますけど、大行列してました。そんなの並ぶくらいなら1社ブース回れます。webでの予約はオタクのチケット一般販売戦争と比べればなんてことありません。

 

▼3月

説明会8社+面接2回

平日はほぼ毎日就活。かつ、書類を書く毎日(そして土日はバイト)。選考フローが説明会→書類選考→面接という会社なら、たいてい説明会に参加してから1週間以内に書類送付期限が来るから大慌て。人気企業で応募人数が多すぎる場合は書類選考→説明会→面接というフローもあるけど、なんせ説明聞いてない企業の志望動機なんか薄っぺらいに決まってんだろうが。とにかく、説明会行く前の書類と説明会行ったあとの書類で締切に迫られる毎日。

 

毎日毎日都内へ出向き、乗る山手線が春恒例櫻井ウィダーラッピング車両でテンションを上げていた日々。楽しかったなぁ。

説明会とかって、本社じゃなくてどこかの貸会議室とかホールを使うことが多いんですが、これがまた裏道とか変なとこにあるんですよ。でも、駅からの道の半分はロケ地巡りで通過済みだったんですよwwwwロケ地巡りの時は散々迷って歩き回った道だから、これが就活の時に初見で歩いてたら絶対遅刻してただろうな…と背筋が凍りました。ロケ地巡りもたまには役に立つ!駅の乗換とか出口、道の大体の方向感覚知ってるだけでもすごく安心できました!

 

▼4月

説明会10社+面接や選考5社

説明会兼選考会と、1日でどちらも済ませることができる日も。でも大学の授業が始まりましてさあ大変。私の大学は変なルールのせいで4年でもそれなりに授業があり、特にガイダンスの時期に行けないのはきつかった。欠席回数も気になるし。

 

この頃は「ラプラスの魔女」のプロモーション開始。1番嬉しかったのはマピオンのコラボ企画。GPSの位置情報でセブンイレブンや書店、映画館などのラプラスポイントに立ち寄るとポイントゲット出来てプレゼントに応募出来るあの企画。オタク用として今まで利用していたAndroidスマホに追加して、就活の電話やメールを逃さないようにと新規で契約しておいたiPhoneの2台持ちで毎日都内へ出かける私、アホみたいにラプラスポイントが貯まりました。1日Max20箇所、Twitter投稿により2倍で40ポイント、を端末2台でやってたので毎日80ポイント稼いでました。電車内からでもアクセスできるポイントが何駅のどこか暗記。お陰様でプレゼント当選!いえい!就活バンザイ!

 

▼5月

説明会5社+選考10社

5月の後半くらいから、徐々に第一志望業界のお祈りメールが相次いできて、若干焦り、第二志望業界を見始めました。

でも、お祈りメールって優しいよね〜コピペとはいえ、「貴殿のご期待に添えぬ結果となりましたことをお詫び申し上げます。末筆ながら、貴殿の益々のご活躍をお祈り申し上げます」ってヤツ。落ちても連絡くれる上にこの丁寧さよ!番協なんて落選に連絡ないし、ツアーだって「チケットをご用意することが出来ませんでした」で終わりよ?????塩対応すぎない????もうこのモチベーションでいたからお祈りメール来る度に「御社は神か…!!」と。よく好きだったから受けたけど落ちた企業大嫌いになる人いるけど、もう私の中の好感度爆上がり。(友達はたった1社のお祈りメールでかなりメンタルやられてた。オタクはメンタルも強い。)

 

この頃は、自担主演映画がありましたので精神は大丈夫◎就活で都内に出かけたついでにロケ地に寄り、デスマッチグルメを食べ、帰りに雑誌を買って、オタクは満喫。ちなみにこの春クールに連ドラを4本見てました。

実は5月後半、疲れからか熱を出しました。企業をハシゴする日も多く、授業もしっかり始まって課題も出てきて、体がダウン。おかげで行けなかった企業も。40°弱の熱に気づかずに説明会をハシゴしていました。説明会で話も聞かずに鼻かんでばっかり。ちなみにその企業から内定貰ってしまってなんかすいません笑

 

▼6月

選考7回+説明会5社

この辺りの選考は、同じ会社で先に進めることが多くなりました。お祈り1社増える事に新たに企業を探してエントリーして都合がつけば説明会予約して…のローテーション。やはり持ち駒がなくなるのは不安。

また、本来6月が選考開始のため、実質内定出しが6月から始まる会社も。周りの友人でも内定を持つ人が増え始め、焦りというか不安が。ここまで誰にも頼らず1人でやってきたので、就活エージェントを利用し始めました。企業紹介だけでなく、就活全般のフォローもしてもらえました。

また、6月末に初めて1社から内定を貰いました。第二志望業界の中小企業です。まだ選考中の企業もあったし、だんだん一生内定出ないのではという思いもあったのでビックリしすぎて決められず、一旦保留。

 

6月もツアー円盤発売にロケ地巡りはやってます。やはり息抜きは大切。でもワクワクは落選して、もしかしてこの内定は就活終わりではないのかと悟りました(逆説:満足いく内定が取れて就活終われば嵐にも会えるだろう)。

 

▼7月

説明会4社+選考3社

内定を1社得たことで気持ちに余裕が生まれました。最悪そこ行けばいいんだし。少しペースを落としてゆったり就活へシフトチェンジ。さらに内定2社目GET。1社目と同業。とりあえず締切もあったし1社目はこの時点で辞退、2社目内定を保留のまま就活続行。やはり第二志望業界というところが引っかかり、納得がいってませんでした。この辺りから大学の卒業研究関係が忙しくなってきて、就活に手が回らなくなる。

内定直後、Musicday当落、落選。6月の内定→ワクワク落選と同様、やはり就活終わりは今ではないのでは、とも思ったり。

 

▼8月

面接1社

最後の最後に第一志望業界の面接も受けてみましたが結果も出ず、やはり第一志望業界はやりたいだけで適性がないのかな、と納得。逆に第二志望業界は2社から内定を貰えたように評価されていることから、向いている仕事だと判断。2社目の内定先に正式に返信し、就活終了。

まだ卒業研究が忙しくオタ活100%では出来ていませんが、オタごとにも余裕をもって取り組めるように。改めて感じる、オタごとに向き合う時間の大切さ。やっぱり私はこの時間が好きだと実感してます。

 

 

そんな感じで私の就活は終わりました。

これが本当に自分に合った選択なのかわからないけど、今は頑張ってみようと思えています。

最後に、就活の経験者としてアドバイス

①情報を鵜呑みにしない

オタクならこれは常に頭の片隅にあることかと思いますが、就活も答えのない戦いです。ナビサイトや大学の就活情報、各企業の公式情報や就活エージェント、ネットの掲示板など色々なところに色々な情報がありますが、全て話半分で入れることをオススメします。年度によって変わることもあるし、同じ年でも企業が学生に対して言うことは人それぞれだったり(それが意図的かどうかはわからないけど)。もちろんこのブログもね!特に経験談系は「ふーんそんな人もいるんだー」程度に流しましょう。先輩社員の話とかもです。結局人それぞれ違う。これに尽きます。

②自分を見失わない

特に長引いてくると不安に思ったり、お祈りメールで自己否定されてるように思ったりメンタルキツイですけど。志望企業落ちたら妥協しなくちゃいけない時もあるけど、全部妥協したらダメ。これだけは、っていう軸をしっかり持たないと、書類も面接も通りません。自分らしさを維持するためにも、私はオタクを抑えなかったけどね!!!

③就活が全てではない

これは志望企業、業界がダメだった時に思い出して欲しいんですけど(最初はこんなこと忘れてがむしゃらに頑張って!)、新卒で入る企業だけが全てではないです。私が説明会などでお話を聞いた社会人の3分の1くらいは、「まあ私中途なんですけど」っていう人でした。転職活動も大変だとは思いますけど、合わないと思ったら辞めて、変えればいいんです。一生が決まるって思わないで少し気楽に考えてみてもいいのかなと思います。私はこういうアドバイスをしてもらって、第二志望業界に決心できました。

 

 

世の中前向きでエリートな経験談とアドバイスばっかりだから、役に立つ人もいるだろうけど私みたいになる人も絶対いるからな…と思って、書いてみました。誰かの就活の役に立ちますように。