なぜ多ステが嫌なのか。

こんにちは。どりあんです。はてぶろ初投稿。嵐櫻井担の者です。どうぞよろしく。

初エントリー、何を書くか迷ったのですが、私がオタクとしてネット上にアカウントを作成した当初の目的は、情報収集はさておき、違反者を減らして公平な世界にしたかったからです。なぜ私がそこにこだわるのか。なぜこんなに訴えているのか。誰かの意見に響いたらいいなぁなんて思って書いてみます。

まず。私だって欲を言えば多ステしたいです。だってあんな素敵な楽しいコンサート、何回だって行きたい。アリーナから、天井席から、一塁側から、三塁側から、見える景色も話す内容もパフォーマンスの細かいところも毎回同じではないんだから何回だって行きたい。キャパが許すのであれば。
嵐にも後ろの席を暗幕で隠していた時代がありました。全公演が埋まらないのであれば、多ステでもなんでもして埋めていいと思います。他グループ・アーティストのファンの方の状況を知りませんので、他界隈に関しては口出しする気はありません。(1番いいのは運営側が適切なキャパを選択してくれること!)

でも、今の嵐は違います。毎年五大ドームツアーという国内でも最大規模のツアー、動員数80万人を超えるツアーをやるのに落選者が大量に発生しています。これは多ステしてる場合じゃないですよね。
ここで嵐の倍率を計算してみたいと思います。
ファンの数は一体何人なのか。FC会員数が200万超と言われますが、通し番号なので既に退会されている方もこの数に含まれるため、200万全てが生き残っている数ではありません。CDシングルの売上が毎回50~60万枚程度。1人で初回も通常もと2枚買う人もいれば、親子や兄弟姉妹でファンのため会員数複数に対しCD1枚(2枚)くらいの場合もあると思いますが、ざっくり平均してCDを毎回買う層は50万人程度。
コンサートの申込は例年FC会員1人につき会員非会員問わず3人まで同行者を連れていけますが、単純計算のため2名の申込だと考えて応募は100万人分。80万人のツアーをやっていれば当選確率は80%です。会員同士の申込だとすれば、自分名義が外れても相方さんが当選してる可能性が高いので恐らくコンサートに入ることは出来ます。
さらに、この計算で行けば毎年会員同士で申し込みをしていれば2年に1回の確率で自分名義当選で参戦、2年に1回の確率で相方名義当選で参戦、と毎年コンサートに行けることになります。もちろんそのツアーごとに人気日程は必ずありますから(メンバー誕生日、初日、オーラス等)2人とも当選して2回行ける年もあれば2人とも落選して行けない年もあるかもしれません。しかし、2年に2回当選するくらいだと思って良いと思います。
ここまでは概算で、実際の数はわからないし非会員を連れてくる方もたくさんいるし、3人4人の応募もあるので一概には言えませんが、やはりTwitter上であんなに落選者が出るのは不自然です。FCに入っていても7.8年当たらないという声も聞きます。なんのためのFC。全く優遇されません。
こんな状況であるにも関わらず、多名義や転売を利用して多ステ・全ステをする自己中心的な人達が許せないのです。たしかにお金を払えば行けますが、抽選や運も込みでコンサートに行く権利を得るのだと私は考えています。「厳正なる抽選の結果」と言っても、1人で何十口も申し込んでる人と1口の人が公平に抽選されてるわけないですよね。本当に公平な抽選の上外れたなら諦めがつくのですが、ズルい人達と一緒に抽選されて落ちたと言われても納得いきません。
こういった経緯から、私は今現在多名義や転売などの不正行為を働いた上で多ステをしている人が嫌いだしいなくなればいいと思っています。ダフ屋なんて以ての外。
特に最近は、多ステしてる上に盗撮などの迷惑行為を働く人も多いですよね。最初に書きましたが、毎回全力で楽しむ多ステであればまだ理解できるのですが、迷惑かけるために1名義で頑張ってるファンを蹴落として参戦してるのはもはや意味不明。消えれば良い。

グレーゾーンなのが定価譲渡ですよね(譲渡と言ったって転売なんだけど)
本当に訳あって急に行けなくなったりしたら、その分行きたい人に入ってほしいと思う気持ちはわかります。というか私だって身近でそんな人がいたら食いついてしまうと思う…
ここに関してはオタクの気持ち云々でできることではないけど、早急に公式のリセールサービスを作るべき。そうしたら、逆にネット上で転売してる人は営利目的だって全部排除出来ますからね。現状は本当に訳ありなのか転売目的なのかの判断がつかないところも問題です。公式リセールに出せば本当に行きたい人が入れるし、落選者の救いになるし、リセールに出した人だってブラックリストの心配なく譲ることが出来ますから。
後は同行者譲渡ですね。正直、現状は同行者の名前を申込時に求める割に、チケットに記載されるのは代表者の情報のみ。実質同行者は枚数のみで後から入れ替えが可能な状況です。さらに本人確認も行わないから適当に名前借りて4枚取っておいて後から行ける人を募るタイプの転売も多発してます。これにより多ステできる人も生まれます。はっきり言って、運営側が取り締まれよって話なんですが。でもバレなきゃズルしていいの?って話でもあります。「友達に譲ってもらった」「お友達のご好意で」なんて話もよく聞きますが、友達ってなんなんでしょうね。色々付き合いのあるお友達がどうしても事情があってチケットを余らせてしまっていて、とかならまだ理解しますが、毎年ツアー会場で会うだけとか、地方限定品の代行をし合う仲とか、そういうお友達って、結局いざと言う時チケットを譲ってもらうために日頃お付き合いしてたのでは?と疑いざるを得ない。他人の人間関係にまで口出しする気はないですけど、そういうお譲りも転売と見て良いと思います。だってお友達なら最初から一緒に申し込んで堂々と行けばいいんですから。

長々と書かせて頂きましたが、私が違反を嫌がる理由はこういったところです。何よりも、上記のような手段を使って不正にチケットを手に入れる人が増えることで、正規にチケットを取ろうとしている人達がどんどん苦しめられています。
アニバーサリーツアー決定時の嵐さんのコメント「より多くの人に見てほしい」の意味をもう一度考えてみてください。一人の人に何回も見てほしいわけではありません。嵐さんは、ファンみんなに会いたいと思ってくれています。みんな1回ずつ会いに行こうよ。